街づくりの魅力

 
 

妙見坂地区
合田洋行 区長
 
星田財産区の議員を4年間務め、2008年4月、妙見坂地区の区長に就任。松下電器産業に勤務の現役時代、松下幸之助氏の秘書としての経験や松下政経塾の立ち上げに携わった体験を生かし、区長としての手腕を発揮。「皆様のご協力を得ながら、楽しく業務をやらせていただいております。いつもGUTSでいきます。(G:現場主義、U:勇気を持って新しい課題に挑戦、T:タイミングよく、S:素直な心で皆様と相談します)」と、区長として熱い思いを語る。


美しい桜並木や豊かな緑に隣接する妙見坂地区。
まち独自の多彩で活発な自主活動による、
安心・安全でアメニティ豊かなまちづくりなど、
妙見坂地区ならではの魅力について、
区長の合田洋行氏にじっくりとお聞きしました。





 全国でも名だたる桜の名所・妙見川原や妙見宮などの美しい自然の景観を擁する妙見坂区。2009年2月には、交野市の総合計画に基づいて道路整備がなされ、天の川私市橋から妙見口までの約300mの道路が「星の道」として完成。また、妙見口から妙見宮まで憩いのプロムナードとして、住民たちに親しまれている。

 交野市の総合計画に基づいて整備が進み、2009年2月に完成された星のみち。天の川から妙見口までの約200mのゆったりとした道は、安らぎと憩いの遊歩。
こうした桜の名所としての優美な景観だけでなく、妙見坂区は、安心・安全のまちづくりのための自主活動「防犯スクラム作戦」「自主防災活動」などが全国的に注目されている。住民ボランティアグループ “ふれあい会メンバー”の約50名を中心に、月曜から金曜の午前・午後に3人組で地域をパトロールするなどの「防犯スクラム作戦」は、警察庁「地域安全安心ステーション」防犯モデル事業に地区選定される。さらに、その成果が評価を受け、大阪府警本部などから表彰される。テレビの情報番組でも取り上げられたほどだ。その他、PTAによる子ども見守り隊や連合自治会役員による夜の見回り、また、月1回、班別に消火訓練を実施するなど、「自主防災活動」も活発に行われている。
消火ホースが収められた赤いボックスを地区内の各所に12基設けて、月1回・班別に消火訓練を実施。安全・安心のまちづくりに向けた、自主防災活動を積極的に推進。


 安心・安全なまちづくりはもとより、妙見坂区が所有する自前の自治会館「ふれあい会館」では、活発なコミュニティ活動や交流が行われている。地域の行事や健康・文化活動、児童教育などの拠点として多目的に活用。この「ふれあい会館」の屋上には、自治会館として全国初の太陽電池による自家発電システムを設けるとともに、アルミ缶の回収・プレスなどの環境問題にも積極的に取り組んでいる。


3日間を通して行われる秋の文化祭は、自治会対抗玉入れ大会や、ガンバ大阪のコーチを招いて行われるジュニアサッカースクール、朝市やバザー&フリーマーケット、もちつき大会やコーラス、演芸会、作品展示会など、盛りだくさんの内容で多くの人々が集まります。

3夏祭りは、パナソニック団地内の中央公園で実施。住民による様々な売店が各自治会で出店され、子どもみこしをはじめ、各種ゲーム、盆踊り、大抽選会など多彩なプログラムを用意。
 また、地域住民の交流の場として、「中央公園」や「ふれあい会館」を主会場とした連合自治会主催の 『夏祭り』『秋の文化祭』などが盛況に行われ、子どもから高齢者まで多くの人々で賑わう。さらに、第1・第3土曜日には“ふれあいレディース”のメンバーが、特製のパン・コーヒーなどの軽食を用意。情報交換に花を咲かせている。
 今後は、子育て家族のための企業内保育所や在宅勤務室の新設とともに、住民の高齢化にも対応し、セイフティネットの構築や多くの人がAEDを正確に使用できるよう訓練するなど、ソフト面の拡充も図られていく予定だ。ますます充実した住みよいまちづくりが進められていく。

●妙見川原の桜
●妙見の観桜 (交野八景)
この歌を代表に、交野の桜は古来より多くの和歌に取りあげられ、その美しさを現在まで詠われ続けています。
地域住民の交流・活動発信基地「ふれあい会館」
ふれあい会館
~100の実り~
自治会館「ふれあい会館」が7周年を迎えました。地域住民の交流や活動の拠点として、現在では100項目もの内容の活動が行われ、その実りは、さらに、大きく広がっています。
ふれあい会館の
利用状況
ふれあい会館は、1部屋1時間(住民利用・エアコン未使用)を 100円で利用できる低料金設定。使用時間は年々増え、平成20年には、4,320時間にまで達しています。

 安心・安全な住環境や快適な住み心地がうかがえるお話しを色々とお聞かせいただき、ありがとうございました。何より“いきいき!とした楽しいまち”を実感させていただきました。そして、いわふね窯による「かたの竹炭」のうれしいお土産までいただきまして、お心づかい、どうもありがとうございます。「夏祭り」や「秋の文化祭」にぜひ参加してみたいなと思いました!
取材・編集/(有)木下広告制作所


 大阪一の自然環境を誇る南星台区。豊かな自然はもちろん、
 南星台区ならではの魅力の色々や住みよいまちづくりについて、
 区長を務める中村正三氏にお話しをうかがいました。
南星台区 中村 正三区長
2001年に南星台区長に就任。交野市区長会・副会長も務める。現役時代の経験や環境工学関連の資格を生かし、ビオトープづくりの第一人者として、豊かなまちづくりに尽力。南星台区だけにとどまらず、各方面でホタルや自然環境についての講演や勉強会も行うなど、地域社会に広く寄与。


南星台地区航空写真
四季を伝えてくれる豊かな緑に包まれた住環境。


南星台地区の自然を楽しむ
落葉樹、常緑樹など豊富な種類の樹木が生え、そこには四季を通じて花が咲き、実が熟します。また、春先から6月頃まで、メジロ、シジュウカラ、オオルリをはじめ多くの鳥たちが昆虫をエサにして子育てをします。
南星台地区のビオトープの整備
地域住民が全員参加のボランティアでビオトープの整備を実施。また、行政の支援によるホタルの里まちづくり支援も行われています。

 交野の自然を守ったまちづくり、ホタルの里で知られる南星台区。2001年に現在の中村正三氏が南星台区長に就任し、ホタルの里南星台まちづくりをはじめ、住民にとっての住みよいまちづくりのための多彩な事業への取り組みが始まる。
 南星台区では、ビオトープ(生き物の生息空間)づくりによるホタル育成のための環境保全に取り組むとともに、周辺の整備・美化を推進している。“自然を上手く利用した個性あるまち”、“隅々まで住民の思いが行き届くまち”。そういったまちづくりの活動を通じて、南星台区は住民全員が「住んでよかった」と思えるまちを目指している。

環境・美化推進活動

犬のフンが一切ないキレイなまちを目指し、地区内公園などの花壇を整備。また、清掃などの美化活動にも積極的に取り組まれています。


不法投棄の収集場所を整備
南星台地区は山間地であり、大型ゴミの不法投棄をされやすいため、倉庫を開放することで不法投棄ゴミを一箇所に収集。そうすることによって南星台がキレイになり、捨てようとする人の心が変わり不法投棄が年々激減しています。


南星台のホタルと
環境の学習

区長・中村正三氏が小学生の子どもたちに、ホタルの成育や環境について、映像を用いながら、やさしく分かりやすく授業されています。
 2003年に「ホタルの里まちづくり委員会」が結成され、活動が活発化。美化活動においては、1.犬のトイレ化となっていた場所を花壇へ。2.犬のフンを持ち帰る。3.南星台区の倉庫を開放し、不法投棄の収集場所を整備。これらの活動により、犬のフンや不法投棄ゴミの一切ない美しいまちになり、住民の美化活動がますます定着している。
また、学童の登下校の見守り活動や独居・高齢者の見守り、防犯意識の高揚、要援護者マップの作成など、「セーフティネット」の取り組みも進め、2008年4月には、災害時の避難・救助体制強化のため、「南星台区・たすけあいたい緊急時等要援護者登録制」を導入。子どもからお年寄りまで、本当の意味で安全・安心に暮らせるまちづくりが図られている。
さらに、地域とのコミュニティ活動も積極的に推進。例えば、『昔遊びの学習』、『南星台のホタルと環境の学習』など、星田小学校の総合学習に協力するなど、子どもたちの自然を生かした実践の学びと情操教育にもしっかりと貢献している。
まちづくり委員会ユニフォーム 「ホタルの里まちづくり委員会」の総勢50名の皆さんが活動時に着るお揃いのユニフォーム。交野市のシンボルマーク・鳥の親子星をイメージした胸のマークや背中のプリント文字。

 ホタルの鑑賞時期でお忙しいにもかかわらず、様々なお話しをじっくりと聞かせていただき、ありがとうございました。そして、ホタル鑑賞にもご案内してくださって、幻想的な光の素晴らしさは言うまでもなく、中村区長様はじめ、まちづくり委員会のスタッフの方々の親切でやさしい心づかいに触れ、心あたたまる思いでした。「このまちで暮らしたい!」と感じるほどに素敵なまちでした。
取材・編集/(有)木下広告制作所