大阪一の自然環境を誇る南星台区。豊かな自然はもちろん、
 南星台区ならではの魅力の色々や住みよいまちづくりについて、
 区長を務める中村正三氏にお話しをうかがいました。
南星台区 中村 正三区長
2001年に南星台区長に就任。交野市区長会・副会長も務める。現役時代の経験や環境工学関連の資格を生かし、ビオトープづくりの第一人者として、豊かなまちづくりに尽力。南星台区だけにとどまらず、各方面でホタルや自然環境についての講演や勉強会も行うなど、地域社会に広く寄与。


南星台地区航空写真
四季を伝えてくれる豊かな緑に包まれた住環境。


南星台地区の自然を楽しむ
落葉樹、常緑樹など豊富な種類の樹木が生え、そこには四季を通じて花が咲き、実が熟します。また、春先から6月頃まで、メジロ、シジュウカラ、オオルリをはじめ多くの鳥たちが昆虫をエサにして子育てをします。
南星台地区のビオトープの整備
地域住民が全員参加のボランティアでビオトープの整備を実施。また、行政の支援によるホタルの里まちづくり支援も行われています。

 交野の自然を守ったまちづくり、ホタルの里で知られる南星台区。2001年に現在の中村正三氏が南星台区長に就任し、ホタルの里南星台まちづくりをはじめ、住民にとっての住みよいまちづくりのための多彩な事業への取り組みが始まる。
 南星台区では、ビオトープ(生き物の生息空間)づくりによるホタル育成のための環境保全に取り組むとともに、周辺の整備・美化を推進している。“自然を上手く利用した個性あるまち”、“隅々まで住民の思いが行き届くまち”。そういったまちづくりの活動を通じて、南星台区は住民全員が「住んでよかった」と思えるまちを目指している。

環境・美化推進活動

犬のフンが一切ないキレイなまちを目指し、地区内公園などの花壇を整備。また、清掃などの美化活動にも積極的に取り組まれています。


不法投棄の収集場所を整備
南星台地区は山間地であり、大型ゴミの不法投棄をされやすいため、倉庫を開放することで不法投棄ゴミを一箇所に収集。そうすることによって南星台がキレイになり、捨てようとする人の心が変わり不法投棄が年々激減しています。


南星台のホタルと
環境の学習

区長・中村正三氏が小学生の子どもたちに、ホタルの成育や環境について、映像を用いながら、やさしく分かりやすく授業されています。
 2003年に「ホタルの里まちづくり委員会」が結成され、活動が活発化。美化活動においては、1.犬のトイレ化となっていた場所を花壇へ。2.犬のフンを持ち帰る。3.南星台区の倉庫を開放し、不法投棄の収集場所を整備。これらの活動により、犬のフンや不法投棄ゴミの一切ない美しいまちになり、住民の美化活動がますます定着している。
また、学童の登下校の見守り活動や独居・高齢者の見守り、防犯意識の高揚、要援護者マップの作成など、「セーフティネット」の取り組みも進め、2008年4月には、災害時の避難・救助体制強化のため、「南星台区・たすけあいたい緊急時等要援護者登録制」を導入。子どもからお年寄りまで、本当の意味で安全・安心に暮らせるまちづくりが図られている。
さらに、地域とのコミュニティ活動も積極的に推進。例えば、『昔遊びの学習』、『南星台のホタルと環境の学習』など、星田小学校の総合学習に協力するなど、子どもたちの自然を生かした実践の学びと情操教育にもしっかりと貢献している。
まちづくり委員会ユニフォーム 「ホタルの里まちづくり委員会」の総勢50名の皆さんが活動時に着るお揃いのユニフォーム。交野市のシンボルマーク・鳥の親子星をイメージした胸のマークや背中のプリント文字。

 ホタルの鑑賞時期でお忙しいにもかかわらず、様々なお話しをじっくりと聞かせていただき、ありがとうございました。そして、ホタル鑑賞にもご案内してくださって、幻想的な光の素晴らしさは言うまでもなく、中村区長様はじめ、まちづくり委員会のスタッフの方々の親切でやさしい心づかいに触れ、心あたたまる思いでした。「このまちで暮らしたい!」と感じるほどに素敵なまちでした。
取材・編集/(有)木下広告制作所