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戸建新築を機に防災用品を準備しよう!~乳幼児がいるご家庭編~|大阪の新築分譲・注文住宅 2019年 04月 11日

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【戸建新築を機に防災用品を準備しよう!~乳幼児がいるご家庭編~】

 

こんにちは。野村工務店です!

「これからすくすくと育つ我が子のために、安全で安心な家を建てよう…」子どもが生まれることをきっかけに、家の防災に関心を持つようになり、一戸建て建築を決心した、というお客様がたくさんいらっしゃいます。
野村工務店でも、「災害に強い家づくり」に力を入れていることもあり、設計段階で様々なご提案をさせていただくことがございます。

今回は、赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭向けに、「一戸建ての防災用品置き場の知恵」をお届けします!

 

防災を日常生活に取り入れよう

 

防災準備はもちろん大切だけれど、そのために日常生活に不便を強いられるようでは結局長続きしませんよね。防災の基本は、「日常生活の中に、万が一の備えをしておく」ことになります。
家でいちばん使いやすい収納スペースに、「万が一」を詰め込みすぎて開かずの扉になっている…なんてことにならないように注意してくださいね!

 

◇普段使うものを「少し多め」に用意する

 

パントリー
【施工例】オーベルジュコート岸田堂

火を使わなくても食べられるインスタント食品や、常温で日持ちする缶詰などは、普段の食事にも使う食べ慣れたものを用意しましょう。赤ちゃんのベビーフードやおやつも、立派な備蓄食料です。小さな子どもだからこそ、普段と違う環境に不安や恐怖を強く感じることもあります。せめて食べるものだけでも、安心して口にしてもらいたいですね。

つい長期保存ができて、簡単に調理できると触れ込みの「お水を入れるだけで炊き込みご飯」のような、「防災商品」を選びたくなりますが、定期的に入れ替えるなどのメンテナンスが必要になってしまいます。

また、災害時に役に立つゴミ袋、ラップ、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、紙コップや紙皿などの「使い捨て」のものは、必ずしも災害直後にまとめて運び出さなければならないものではありません。普段から使っているものを当日まとめられるようにしておきましょう。

普段使いするものを、常に在庫切れがないように「もう1セット」用意して、順番に消費しておけばいざという時に「賞味期限が2年も前!」なんてビックリすることもありませんよ!

 

◇日常の収納で管理する備蓄

【施工例】オーベルジュコート岸田堂

「大きな防災リュック」が玄関の靴箱の前に常にドーンと置いてある…のはさすがに不便ですよね。せっかく用意した防災グッズ、気がつけば屋根裏収納のいちばん奥に送り込まれたりしていませんか?

防災のための準備は、以下の2つのそれぞれを考えましょう。

●災害直後、短時間自分と子どもの身を守るための準備

…子どもを「どのように運ぶのか」を最優先で考えましょう。

●災害後数日、インフラ復旧まで自宅で過ごすための準備

…強いストレスを感じる避難所ではなく、できるだけ自宅で過ごすために子どもに最低限必要な備品は常にストックしておきましょう。

「命と一緒に、パッと持ち出したいもの」を考えてみると、持ち出し用リュックに何を入れておくべきか、考えやすいですよ!

 

◇目安となる日常回復までの日数

自治体ごとの防災マップ

地震、津波、火災、台風など多くの自然災害があります。地震、津波、台風など、災害の被害は異なっても、生活にいちばん打撃があるのはインフラが止まってしまうことです。まずは基本的なインフラである電気・ガス・水道が復旧する時間を、ある程度自力で対応できるように準備しておくことが大切です。

(東日本大震災時の被害地域で)最大の都市、仙台でも電話の混乱状態は約5日間続いた。また、たいていの地区では、電気の復旧に2〜5日、水道が約1週間、都市ガスの復旧には約1ヶ月かかったという。
引用:Google Crisis Responseより

まずは「電気がつくまで」の「2〜5日」を乗り切れるだけの準備をしましょう!水道については、少なくとも給水車が回りますから、やはり「2日」を目標に。ガスは電気で代替できることを考えてみてください。

オススメは「水」のエコキュート備蓄

エコキュートの利点

さまざまな備蓄のなかで、もっとも命にかかわると言っていいのが「水」の確保です。
衛生を保つためにも、飲み水だけではなく、ある程度の量が必要です。

オール電化でエコキュートをご利用であれば、満タンなら小さいもので320L、大きなもので460Lの水を置いて置けます。

高槻市に住む当社社員も、「大阪北部地震では、ガスと電気がストップしている状況でも、子どもにシャワーを浴びさせることができて、とても役にたちました!」と絶賛していました。

一戸建て、フロアごとに気を付けるべきことは?

2階への階段
【施工例】日和-BIYORI-南星台3丁目

新耐震基準が適用された一般の施工の家であれば、今の新築一戸建てで「倒壊の危険性」はほとんど心配する必要はありません。さらに野村工務店では、2×4工法と免振システムMIRAIE標準搭載で、特に地震に強い家づくりをしています。しかし、家のなかの揺れまでを完全になくすことはできません。

一戸建ての場合、2階の対策がポイントです。

【寝室につま先を覆うサンダルと懐中電灯】
地震直後で危険なのは、実は室内です。重い家具の倒壊や飛散したガラスでケガをすることを防止しましょう。
室内では裸足というご家庭も多いかと思います。食器や扉のガラスが割れて危なくて歩けない…という際に、サンダルをベッド付近に備えておくと、いざという時に安全に歩くことができます。ベッド下の引き出しなどに入れておくのがおすすめです。一緒に懐中電灯も入れておくといいですね。

【浸水が怖いエリアは2階に食料と水を用意】
ハザードマップで浸水可能性のあるエリアにお住まいなら、万が一の急激な水かさ増加に1日耐えるための水と食料を2階に用意しておきましょう。寝室に小型の冷蔵庫を置いて、ミネラルウォーターやお茶、チョコレートなど普段から食べるものを入れておきましょう。

一戸建てだからしやすい「車」で防災

駐車スペース
【施工例】中庭HOUSE -SUMINODO-

「防災用に大型倉庫を!」つい色々と考えてしまいたくなりますが、敷地に余裕があるご自宅ばかりではありません。

一戸建てのお宅の場合、ほとんど用意される駐車スペース。車を購入される方も多いですよね。この車も、立派な居住空間のひとつです。

●簡易トイレのセット(ドライブ用にもいくつかあると安心)
●毛布(お子さんのお昼寝用に)
●小さめのバケツ(普段はゴミ箱代わりや、お子さんのクルマ酔い対策用に)
●おむつ1パック(買い物したときに、車に新しいものを1パック置いておく。外出時の忘れ物対策にも)

こんな、普段のお出かけでもあると便利なグッズが、防災用品に早変わりします。

※注意点は2つです。
・重たいものは燃費が悪くなる
・食品など、温度管理が難しいものは置かない

「安心」は、家のなかを把握することが第一歩です

穏やかな日々

いざという時に、「あったはずのものがない」「使えるはずが使えない」は怖いですよね。

家のどこに何があるかを、きちんと把握しておくこと。普段から整理整頓された状態をキープすることが、安心につながります。

「整理整頓しやすい家」「家事がしやすい家」が「防災の家」にもなるのです。

そんなお家を交野市・枚方市・寝屋川市を中心に、関西で建てたい!お客様、ぜひご相談をお待ちしております!

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