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色?デザイン?機能?床材は何にこだわって選びましょうか? 2021年 10月 23日

【気になる床材は、無垢床それとも合板フローリング…?】

 

無垢床って聞くと、なんとなくいい気がしますが何がどういいのか気になりますよね?
まずは無垢床の特徴をメリット・デメリットあわせてご紹介。

 

・調湿効果と温度

 

無垢材は木本来の木の質感、風合いを堪能することができます。天然素材のため、化学物質を含まないことが大きな魅力。そして、大きな特長として「調湿作用」があります。 室内の湿度が高ければ湿気を吸い、湿度が低ければ湿気を吐き出すといわれています。

 

木の中には小さな空間がたくさんあり、その空間に湿気の多い日は水分を吸収しため込み、乾燥している日は水分を放出して、湿度を一定に保つ特性があります。室内の湿度を適正に保つことで、冬場の静電気の防止にも一役かっています。

 

 

また、無垢材は室温も快適に保ちます。
湿気と同じで空間に空気を含んでいるの木は、熱伝導率が小さく、そのため、一度あたたまると冷えにくく、室内の温度を一定に保つ性質があります。

 

熱伝導率とは、物質が熱を伝える度合いを数値化したもので、木材の熱伝導率は0.15W/mK程度です。 コンクリートの熱伝導率は約1.3W/mK、アルミニウムは約210W/mKとなっています。 無垢材がこの中でも一番数値が低く冷たさや暑さを伝えにくくなっています。
つまり、床に使えば、梅雨の時期は足元がベタベタせず、夏場はサラッとして、冬場は暖かく感じるという快適な素材と言えます。

 

 

・無垢材の「癒し効果」

 

木にはストレスを和らげる癒しの効果もあります。 色や木目による視覚的な効果と、木肌に触れた時の触覚的な効果、気に含まれるフィトンチッドという香り成分による効果など、さまざまな面で「癒し」を感じことができます。

 

以前に、ヒノキの床・階段・大黒柱を使用した住まいを施工した際は、ヒノキのとてもいい香りがモデルハウスの中に香り、木のもたらす効果を体感できました。

 

こういった香り成分は、濃度にもよりますが、カビ菌、ブドウ球菌、大腸菌などの細菌の増殖や、アレルギーや喘息の原因にもなるダニの増殖を抑える働きをもあると言われています。
木は見た目の癒しだけでなく、様々な効果が期待できますね。

 

 

・無垢材のデメリット

 

良いことばかりお伝えしてきましたが、もちろんデメリットもあります。
メリットとして無垢材には調湿機能があることをご紹介しましたが、湿気を多く吸収すると無垢材は膨張し、逆に放湿すると収縮を起こすため、床に隙間ができたり、このことで時間が経つうち、木に多少の反りや割れが起こることがあります。

  ですので濡れたらすぐに拭き取らなければなりません。
ジュースやワインなどをこぼすとシミになりやすいなど表面をコーティングしていても完全には防ぐことはできないので、水濡れには要注意です。

 

また、使用する木材の性質にもよりますが、合板よりも柔らかいとされている無垢材フローリングは傷がつきやすい素材です。
うっかり重たいものや尖っているものを落としたりすると凹んでしまうことがあります。ペットの爪による傷もつきやすいので、固めの無垢材を選ぶことをお勧めします。

 

それでもデメリットなども経年変化として楽しんで頂けるのなら無垢材の持つメリットは大きいのではないでしょうか?

 

 

無垢床はちょっと….と思われた方は、天然木を使用した合板フローリングもありますので、無垢材の雰囲気を楽しみながら耐久性を重視した床材を選んでいただくことも可能です。

 

一般的な合板は温度・湿度変化に強く耐久性もあるというメリットもありますが、化学塗料で塗装されているケースも多いので表面の呼吸ができずに、夏のベタつきや冬の冷たさを生じてしまう原因となるのです。

ただ合板でも様々な種類があり、表面に天然素材の突板(つきいた)を貼った突板フローリングと呼ばれるタイプもあります。

 

野村工務店では、一般的な突板の厚さ0.2〜0.6mmではなく、鋸で2mmの厚さに挽いた天然木を表面に使用している「ライブナチュラル プレミアム」を採用しています。
ライブナチュラル プレミアム」はカラーも豊富で、お手入れもしやすく、床暖房にも対応できる優れモノです。

 

 

野村工務店では壁には北イタリアしっくいの塗り壁仕上げを標準仕様としていますが、床材は様々な素材からの選択が可能です。色味や模様、機能性など、素材の持つ特性を踏まえてお選びいただけます。

 

そして自然素材をデザインに取り入れたプランづくりが可能なので、木の質感を楽しみたい方には、天井や壁に無垢材をデザインした住まいもご提案しています。

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